院長
吉井 悠貴
みかづき透析クリニックの院長を務めます、吉井と申します。一般財団法人住友病院の腎臓・高血圧内科 兼 腎センターにて、外来診療・入院管理・透析医療に幅広く携わってまいりました。
私たちのクリニックは、「安心して通える透析」「心と体が落ち着く空間」を大切にしています。患者様一人ひとりの生活に寄り添いながら、通いやすく、居心地のよい医療を目指しています。
施設には自然のぬくもりを取り入れ、穏やかで落ち着いた時間を過ごしていただけるよう工夫しています。また、送迎やスムーズな診療体制など、通院の負担が少しでも軽くなるよう、スタッフ一同で取り組んでいます。
地域の皆さまに信頼されるクリニックとなれるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

待ち時間ゼロ
"Time to Heal, Not to Wait"
みかづき透析クリニックでは、「待ち時間ゼロ」を一つのコンセプトとし、来院から透析開始までのすべての時間を“有意義なひととき”としてデザインしています。
たとえば、透析前の待ち時間には、身体をほぐす軽いリハビリを受けていただけます。治療に入る前に血流を促し、身体を整えることで、より快適な透析へとつなげます。
また、院内にはやさしく流れる小川の音や、本物の植物に囲まれた空間を設け、自然の癒しを感じながら心も穏やかに整う環境を大切にしています。
さらには、トイレ空間にもこだわり、窓のない室内に本物の風景が映し出される「Atmoph Window(アトモフウィンドウ)」を設置。旅先のような安心感と開放感に包まれるよう設計されています。
ただの待ち時間ではなく、自分自身を整える時間に──
そんな想いから生まれた、みかづき透析クリニックの新しい“透析空間”を、ぜひ体感してください。

歩くことの大切さ
"Stay Strong Through Dialysis"
透析を「受けるだけ」で終わらせない
──動ける体で、未来を守る「透析リハビリ」
みかづき透析クリニックでは、透析の専門知識を持つリハビリスタッフによる透析リハビリを実施しています。
その場限りのトレーニングではなく、患者様の生活全体を見据えたプログラムで、体を整え、将来の自立と安心を支えます。

>透析室内にリハビリ専用エリアを併設
透析前に安全に実施できるよう、世界で2台しかない「空圧式レッグプレスマシン」を導入。
足腰に負担をかけずに歩行に必要な筋力を鍛えられるため、若い方から超高齢の方にも無理なくご利用いただけます。
また、リカンベント型のエルゴメーター(自転車)では、代謝を高める有酸素運動を行いながら、臀部・体幹の筋力強化も図れます。
椅子やマットレスを使った立ち上がり訓練や全身運動にも対応し、「寝たきりを防ぐ力」を養います。
>透析前・自宅での整える時間もサポート
透析直前に院内で軽く体を動かすことで、透析中の血流を促し、身体への負担を軽減。
さらに、ご自宅で実践できる個別リハビリメニューの提供や、必要に応じた訪問リハビリにも対応しています。
「この方の生活環境なら、ここを動かすことが必要」
──そんな一人ひとりに寄り添う視点で、トレーニングを“生活の中の力”に変えていきます。
>介護に頼らない、安心の透析生活を
透析は週3回、年間150日以上通う「人生の中心の時間」。
だからこそ、その時間を、ただ治療を受けるだけの場ではなく、“体を整える時間”に。
患者様が安心して、自分の足で通い続けられる未来を目指して。
医療・リハビリ・生活支援が一体となった、新しい透析の形をここから発信していきます。

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